冬には煮物料理を食べる機会が多くなりますが、煮物をおいしく食べるためには味付け以前に下準備が大切となってきます。この下準備をするかしないかで大きく味が変わるのが煮物料理です。どうせ食べるならおいしい煮物がいいですよね。今回は冬野菜の下準備の仕方をお伝えします。
おいしい煮物を作るための下準備
大根:輪切りにして、厚めに皮をむき、煮崩れ防止のための面取りをして、米のとぎ汁で下茹でをします。あくが浮いてきて、竹串がスーっと通れば下準備完了です。
ごぼう:ごぼうの汚れはたわしなどで優しくこすって落します、ささがきをする際にはボウルに水を張り、その中に入れるようにします。ささがきを終える頃にはボウルの水が茶色くなっていますがそれでOK。あとは1~2回水を入れ替えれば完了です。
れんこん:皮をピーラーでむいて、食べやすい大きさにれんこんを切ります。れんこんは空気に触れると褐変(色が茶色くなること)してしまうので、切ったらすぐに水につけておきます。ここで分岐しますが、シャキシャキ食感は酢水につけて、ホクホク食感は水につけるのがベストです!料理の用途によってアク抜きの方法を変えるといいですよ。